貴方だけを愛します(短編)

「ねぇ、彼氏は俺だけだよね？
美海が好きなのは俺だけだよね？
他の男なんて見ないよね？

美海は知らないかもしれないけど、俺は中学生の頃からずっと美海の事が好きだったんだよ？

やっと、美海と付き合えたのに、邪魔するやつがいるなんて。
俺が美海を守ってやるからな？
あんな汚いやつ、消してやるからな？

だから、美海は俺のそばにずっといて？」

拓はにこっと笑ってそういうと、出て行ってしまった。