貴方だけを愛します(短編)

そして、数時間後のことだった。
「…ん…」
「…美海?!聞こえるか?」
美海が目を覚ましたらしく、俺は声をかけた。

「…こう…き…?」
美海は、俺を見て俺の名前を呼んだ。
俺は、ナースコールを押し、先生を呼んだ。

美海を少し検査した先生は、俺を見て
「もう大丈夫です。」と言った。