アノ日から。

「そっかー、なら、俺のが先輩だね!あ、名前聞いてなかったや。なんてーの?」
「えっと、前野沙耶です」

「前野沙耶…ちゃん?そーなんだ!んじゃ家送るよ 親心配するでしょ?」

なんか、今の反応ー…しってるみたいだったな。でも私なんて学校で有名じゃないし、気のせいだろう
それより…
「…おや、なんて心配しません」