〔本気〕 俺は、美紀なので「みっき」と呼んだ。みっきは俺の事を名前で呼んだ!
凄くしあわせだった。

みっきは、全学年の中でもNo.3に入る程、
美人でスタイルが良く、モデルの不良と呼ばれていた!

そんなプライドの高い彼女が、俺の前だけに見せる、弱さや甘える所が、たまらなく可愛いく愛おしく感じて、そして、誰よりも自慢の彼女だった!


何もかもが新鮮だったあの頃、学校が終わってから、近くのスーパーの大きな時計の下で待ち合わせした事、(いつも待ち合わせの時間より早く来ていたみっき!)腕を組んで歩いた事、(たわいもない話しをしながら)休みの日に1日中デートした事、本当にしあわせだった。

ある日、いつもの様に待ち合わせをして、腕を組みながら俺の家へと向かった!

風邪で熱を出していた俺は、着くなりベッドに倒れこんだ!すると彼女も、一緒にベッドに入って来て、「私に移して!!」と言って額をくっ付けてきた!「ダメだよ!!本当に移っちゃうから!?」と言うと彼女は、「純治が凄く苦しそうだから耐えられないよ!私も一緒に苦しむから!」って言いながら、
キスをした。

俺は、みっきに本気で恋をした!!