〔夏の終わりに〕一緒に過ごした夏!!何もかもが、上手くいっていた!夏休みも終わり
俺もなおちんも、通常の毎日に戻った。

それでもなおちんは、毎日欠かさず家まで来てくれて、俺の帰りを待っていてくれた!俺は着替えてからすぐに、彼女を家まで送る日々が続いた。

そんな数分しか逢えない日々が、逆にとても新鮮で、なおちんを思う気持ちが、更に強くなった!

なおちんは、いつも俺といる時は、ずっと笑顔だった!まるで、俺と一緒にいられるのを本当に、喜んでいるみたいに…!

そして無力な俺に、本当の愛し方を教えてくれた。神様のような娘だった!

俺は、そんななおちんとは逆で、最低な男だった!自分の事しか考えずに、やきもちを焼いたり、疑ったりした。

それでもいつも、彼女の家の玄関の中まで送っていたせえで、なおちんの両親の信頼は、厚かった!「普通家の近くまで来たら、大抵の男はすぐ帰ってしまうのに、家の中まで送る男は珍しい!!」と好印象だった!
更に俺は、必ずチャイムを鳴らして、「遅くなってごめんなさい!!」といつも叫んでから帰った!