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〔奇跡〕 俺は自転車を乗り捨てて、走って向側にいる坂本を抱きしめた！

すると坂本は、突然タクシーを止めて、
「付いて来て!?」っと言って、俺の手を引き乗り込んだ!!

「何処へ行くの!?」って聞くと、彼女は「本気だって事、これから証明するから！」と言ったまま、目を閉じた…。

そして着いた場所は、なんとラブホだった!!
部屋に着くなり、彼女はすぐにシャワーを浴びて…！俺は待っている間、カラオケで気を紛らわせた。

そして戻って来た坂本は、「本当に好きじゃなかったら、こんな事しないよ！」と言って、バスタオルを取り、ベットの中に入って来た!ずっと封印してきた思いが、風船の様に弾けた!!

愛し合ったこの日が、ふたりにとって、新たな始まりの日になった。知らずに涙が溢れてきた！

出逢いの日からずっと思い続け、引き離されてきたふたり、お互い傷ついてきた過去を持ちながら、最後に出会った奇跡のふたりは、より大きな愛で包まれるはず…！！