隣のキミ

ガラッ
ドアを開けて
入ってきたのは…

すっごいイケメンの男の子だった。

「「「「「きゃー!」」」」」

黄色い歓声がおこった。

「櫻井君」という人は、
すらっと背が高くて、足は長くて、顔は小っちゃくて、鼻もスッと高くて!
ま、とにかくザ・イケメンってかんじなの!

「初めまして。櫻井和輝です。よろしくお願いします。」

「え~と、それじゃあ、あ、榊原さんの隣あいてるわね。じゃ、そこ座って。」

「はい。」

そういって、櫻井君は陽翔とは反対側のあたしの隣の席に座った。

「よろしくね。榊原さん。」

うわ、笑顔がキラキラしててまぶしい~

「よ、よろしく。櫻井君」