トンカツの弁当。
受験生の定番だね…と思いながら食べようとすると、お弁当袋にメモが入っている事に気付いた。
「1 2 3 4 6 8 9」
希望梨が高校を受験した当時、世界のナベアツはメジャーではない。
「…?」
希望梨が不思議そうにメモを見ていると、りおがメモを見せて欲しいと言い出した。
「あぁ、合格だよ」
りおの一言に、受験生の視線がこちらに集中した。
「え」
「ほれ、数字の5だけないでしょ。5を書く。…合格って縁起のいいメモだよ」
りおがニッコリしてメモを返してくれた。
受験生の定番だね…と思いながら食べようとすると、お弁当袋にメモが入っている事に気付いた。
「1 2 3 4 6 8 9」
希望梨が高校を受験した当時、世界のナベアツはメジャーではない。
「…?」
希望梨が不思議そうにメモを見ていると、りおがメモを見せて欲しいと言い出した。
「あぁ、合格だよ」
りおの一言に、受験生の視線がこちらに集中した。
「え」
「ほれ、数字の5だけないでしょ。5を書く。…合格って縁起のいいメモだよ」
りおがニッコリしてメモを返してくれた。
