「あのさ、好きなんだけど。」 始まりは、なにも知らない、男の子からの 告白だった…。 「うん。ありがと。」 “男”なんてものに興味が無かった私は、 そっけなく返事をしていた。 「付き合ってくれない?」 断ること事態めんどくさくて… 「うん。」 私は、そう答えていた。 それから何年も経って―――――……