次の日もその次の日も。

俺は、目の覚まさない紗雪に会った。

たくさんの機械に繋がれてる。

侑磨「ごめん。」

俺は謝ることしか出来ない。

紗雪の居ない学校生活つまんなくなって

俺はずっとサボってばっかり。

俺、どうすればいいんだろう。

寝てる紗雪の横でジッと考えた。

手を握りながら毎日目を覚ましてって。

そんな願いも儚く散るんだ。

親友の愛莉もショックを隠し切れない。

今の紗雪に会ったら絶対…。


侑磨「侑ちゃんってもう一回だけ呼んで?」

俺のワガママ聞いてくれるかな。

そんなこと考えて

俺は、紗雪の病室を出た。