あいつは、俺のベットに座った。

すると、


「好きだよ。やっと気づいた。川中君…ううん。祐二くん」




確かにそういった。



は?マジで?



でも、俺は寝てるわけだし、酔ってるかも知れないし…



でも、その時、


チュッー




一瞬何が起きたか分からなかった。



キスされてる?




うっすら目を開けてあいつを見ると、切なそうな表情をしていた。



あいつは、気づいた時には居なかった。


まだ、あいつの温かみが残っていた。