朝。



明日がデビューと迫った今日。



いよいよだ。



「実栗、はよ。」


祐二…可愛いっっっっ!



「そういや、明日がデビューだよな。頑張れよ?」


「ありがとう♪」


「そういや、俺の従姉も明日デビューらしいな。たしか…キューティクル ガールズだったかな?」




キューティクル ガールズ?




私のメンバーに祐二の従姉が!?


「キューティクル ガールズって。私のグループだよ?」



「マジで?名前はな、有村祐夏なんだ。知っているか?」


「祐夏と従姉なの!?


偶然だね。」



「あいつ面倒だから、無視していいぞ。」



「そんなわけには、いかないよ…」



祐二は、いったい何を考えているの!?