桜が散り終えて、緑の葉が桜の木を覆った。 散った桜は元には戻るはずがなくて、端と端の教室で会えなくなった。 それでも、たった1回の部活さえあれば幸せだった。 私宛じゃない笑顔が見れれば、それだけで嬉しかった。 でも、ほんとは私宛がよかった。