恋の始まり、友情の終わり

〜麻依side〜


奈那が倒れたらしく、青葉が先生に奈那が早退すると伝えていた。

いい気味ね…



そして、放課後…

「赤池!!あんたのせいで奈那美は倒れたんだよ?!」

「私達があんたのしたこと、知らないとでも思ってんの?!」

「なんとか言えよ!性悪女!」

クラスメイトに囲まれて、そう言われた。
でも私は心の中でウキウキしていた。


もうすぐ、私の王子様が来るから♡



「麻依先輩いますか?」

低い声が聞こえて、私は扉を見た。


「涼!!」

私は涼の所へ走って行くと抱きついた。

涼はそれを引き剥がそうとはせず、されるがままだった。


それを見よがしに、私は小声で告げた。

「…ちゃんと彼氏になってくれないなら
嫌がらせ、止めないからね?」


その瞬間、涼は少し驚いたような顔を見せすぐにこう言った。