恋の始まり、友情の終わり

「奈那美先輩…」

「真那美も愛由美も大切な妹なの。
…でももういない…」

奈那美先輩は、そう言うと泣き出した。


俺はまた奈那美先輩を抱きしめた。


しばらくすると、規則正しい寝息が聞こえて来て、俺はベッドに奈那美先輩を
寝かせた。



「奈那美…俺がお前を守るから。
だから、これ、預かってて。」

そう言うと、俺は奈那美の唇に自分の唇を重ねた。


そして、離れるとこう言った。

「俺のファーストキス。預かってて。
俺は奈那美が好きだよ。」


そう言うと、携帯を取り出し麻依先輩にこう送った。


『あの取り引き、受けます。
今日、授業が終わりましたら、そちらの教室へ向かいます。』


そして、俺はもう一度奈那美にキスをすると、部屋を出た。



〜涼side end〜