恋の始まり、友情の終わり

…え、待て。


「…なんだよ、この軽さ。」

「「え?」」

「とりあえず運ぼう。話は後でする。」


そう言って、3人で保健室に向かい、
ベッドに奈那美先輩を寝かせた。


そして、その隣のベッドに俺と悠は腰掛け、奈央先輩はベッド脇の椅子に腰掛け、奈那美先輩の手を握っていた。


「…奈央先輩。」

「何…?」

「奈那美先輩って、ご飯ちゃんと食べてますか?」

「…。」

「涼、どういうことだ?」

「奈那美先輩を抱きかかえた時、異常に軽かったんだよ。」


奈那美先輩は確か160cmくらい背がある。

それにしては軽すぎて、俺は驚いてたんだ。