恋の始まり、友情の終わり

「もう大丈夫だよ。
心配してくれて、ありがとうね。」

私はにこやかにそう答える。


「よかった。
奈那美先輩、元気そうで。」

涼くんもにこっと笑う。


「はいはい、そこのお二人さん、イチャイチャしないの!笑」

奈央ちゃんはそう言うと、涼くんと悠くんの方を見た。


「あ、先輩、お名前をお伺いしてもよろしいですか?」

涼くんが奈央ちゃんに聞く。


「ウチは青葉奈央や!」

「奈央先輩、よろしくお願いします。
俺は…」

「1年生の八乙女涼だよね?
そっちの子が早乙女悠。
知っとるで!初めまして!!」

二人のことを知ってたのね…


「…奈那美と赤池があれだけ名前呼んでたし。
それに二人は学校で有名人。
すぐわかったで!」

「…流石、奈央ちゃん。」