恋の始まり、友情の終わり

「…奈那美先輩、大丈夫ですか?」

涼くんはもう一度聞いてきた。


「あ、うん…
大丈夫!ありがとね♪♪♪
やっぱ、そんな分かるほど腫れてる?」

「いや、少しだけだと思いますけど…
酷くなるといけないので、しっかり冷やしてくださいね?」

涼くんはそういい、私の頭をぽんぽんとしてきた。


「あ、ありがと。」

私は動揺して、噛みつつもお礼を言った。


「奈那美、時間やばいからそろそろ行こ!」

奈央ちゃんに言われて私達は別れ、それぞれのクラスへ向かった。