恋の始まり、友情の終わり

「そっか。
じゃあ冷やそうかな?」

私はそう言うと、奈央ちゃんと一緒に歩き出した。


「あれ?奈那美じゃん。おはよ。」

声がして後ろを振り向くと…
悠くんと涼くんが立っていた。


「あ、悠くんと涼くん。おはよー♪♪♪」

私はにこっと笑うと挨拶した。


「あれ?
奈那美先輩、目腫れてませんか?
大丈夫ですか?」

涼くんはそう言うと、心配そうな顔で私を見た。


…え?

「や、やっぱ凄い腫れてる…?」

「え?涼、そんなんわかるのかよ!すげぇ。」


…悠くんはわからなかったということは、そんなに腫れてないのだろう。


でも、そんな些細なことに、涼くんは気づいてくれたんだ…
そう思うと顔が熱くなる感覚があった。