恋の始まり、友情の終わり

「おはよー!奈那美っ♡」

学校に着くと、後ろから抱きつかれた。


「うわっ?!
…おはよ、奈央(なお)ちゃん。」


後ろから抱きついてきたのは、幼馴染の青葉 奈央(あおば なお)ちゃん。
長い付き合いのある、大親友だ。


「…奈那美、なんかあった?」

「え?…なんで?」

「目、腫れてるよ?
……あっ、そっか。ごめん。」


何も言わなくてもわかってくれる子だ。


「ううん、大丈夫。
それより、そんなに腫れてる?」

私は心配になり、目の下にそっと触れた。


「ぱっと見てもわかんないけど…
よーく見ると腫れてる。
冷やした方がいいんじゃない?」

奈央ちゃんは、優しく言ってくれる。