「いらっしゃいませー!4名様ですね?
お席ご案内させて頂きます。
こちらのお席、お使いください。」


店員さんに案内されて私達は席に座った。

私は壁際の席に座った。

隣は麻依ちゃんで、麻依ちゃんの正面に座っているのが悠くんだ。

つまり、私の正面には涼くんが座っている。



私達は各自食事を頼んだ。

「俺ら通路側だしドリンク持ってくるな?
麻依、一緒に来てくれるか?」

悠くんがそう言って、麻依ちゃんと2人で行ってしまった。


「……。」

「……。」

沈黙が続く。