恋の始まり、友情の終わり

「…女性1人相手に、何人の男で寄ってたかってしてるんですか。
見苦しいですよ。」


声がして、目を開けると…


涼くんがヤンキーの手を止め、立っていた。


「…涼くん?」

「あんまり奈那美達を虐めるなら
俺らが相手してやるよ。」

「…悠くん。」

そう、悠くんと涼くんが助けに来てくれたのだ。


「早乙女 悠か…
ちっ!お前ら行くぞ!!!」

そうヤンキーは言うと、ぞろぞろと取り巻きをつれ、行ってしまった。


「奈那美先輩、怪我はありませんか?」

涼くんが屈んで私の顔を覗き込む。