恋の始まり、友情の終わり

涼が聞いたこともない位、低い声で言った。

「涼、ごめんね、言い過ぎたよね…」

そういって涼に近づくと、小声で囁いた。

「また、奈那を虐めて欲しいの?」

「やりたきゃ勝手にやってろ。」

「は?」


涼は私をまっすぐ見据えると言った。


「俺は奈那美が好きだ。
もうこの気持ちに嘘はつかない。
お前が奈那美を虐めるなら、俺は奈那美を全力で守る。
もう、お前の言いなりにはならない!」

涼はそう言い切ると、奈那の元へ歩いていった。


「奈那美、ごめんな。苦しめて。
俺は奈那美が好きです。
付き合ってください。」