恋の始まり、友情の終わり

「…え?」

「大丈夫ですか?」


私は男の子の腕の中にいた。
どうやら、転びかけた私を支えてくれたらしい。


「あ、ありがとうございます…」

私は素直にお礼を言った。


「いえ。お怪我はしていないようで、よかったです。」


とっても優しい話し方。
男の子らしい、少し低い声。

上履きのゴムの色は赤だから…
1年生。


そっと顔を見ると…
…凄く綺麗な顔をしている。