「海斗ー。ごめん遅くなって。柑奈が嫌だ嫌だってだだをこねるから。」





「だって、幼児体型だから似合わないもん。」






「ほんと自覚してよ。ふつーに似合ってるわよ?」





佳恋にそう言われても…。






佐野くんの反応が全くないことがものすごく悲しい。







「はぁ…。」






私は小さくため息をついて海に入った。