そういって1人で歩き出した椎奈。
と、その時
ズフッ!
えっ?!
ガシッ
「おい!あぶねーだろ!
ちゃんと前見て歩けよ!そっち崖だぞ?!」
う、うそでしょ?!
もしかして、、今剣人に助けられてなかったら…
「ご、ごめんなさい」
「ったく、ほんとあぶなっかしーな」
…ドキッ
え?また?何このドキッて!
なんて言ってる暇もなく…
「ギィィィィギャァァァァ」
「ど、どーした?!」
「い、今顔になんか冷たいのがぁぁ」
「コンニャクだわアホ」
「グスンッ」
「ほら。」
そう言って剣人が手を差し出してくれた。
…やっぱりほんとは優しいよね。
遠慮せずに手を握り
そのままゴールへと向かった。
剣人は暖かくて
温かいんじゃなく暖かかった
