もう一度、逢えたら…

心の準備が出来ていなかった私は、
極度に緊張してしまった。


男性に対して意識しすぎていたのかもしれない。

全校生徒の目の前だったというのもあるかもしれない。


とにかく私は緊張のあまり、
何も考えられなくなり、
目を見開いたまま固まって
立ち尽くしてしまった。


すると、浦野君が言ってきた。


「びっくりさせちゃった?

ごめんね。

とにかく、それ
渡してくれるかな?」