もう一度、逢えたら…

浦野君はたどたどしく、
一単語ずつ区切るように
ゆっくり話し始めた。


彼の台詞は殆どがページの
五、六行にまたがっていた。


それに対し、
私の台詞は殆どが
一行にも満たないものだった。


ようやく彼は、
最初の台詞が言い終わった。


ほっと安心した表情になった。

私は英会話スクールに通っていた事もあったのと、
台詞が短かったので、
あっという間にスムーズに言い終わった。