もう一度、逢えたら…

「遠藤さん、
体育委員だった事なんかあったっけ?」

と言った後、

「あ、俺、
遠藤さんが転んで怪我してたイメージあるわ。

何時だったかは、覚えてないけど。」


彼が突然、
思い出したように笑って言ったとき、
水穂が戻ってきた。



瑞穂は、私と速水君の姿を確認すると、
彼とは反対側の私の左隣に
割り込むように入り込んで座った。


「久しぶり、江田さん。

席取っちゃってごめんね。

これ?」


速水君はそういうと、
目の前にあった水穂の飲み物を、
私の前で彼女に手渡した。