もう一度、逢えたら…

腰を下ろして泥だらけになった膝をみると、
両足とも小石が埋まり、
血が滲み出し始めていた。


手のひらにも擦り傷が出来ていた。


それを見た周りの女子が騒ぎ始めた。


「大丈夫?痛そう〜。」


「早く保健室に行った方がいいよ。

一緒に行く?」


傷を見た水穂が、心配して私に言ってきた。


でも、私は恥ずかしかったし、
大きな騒ぎにしたくなかったので、


「大丈夫。

練習が終わったら、自分で保健室行くから。」

と答え、平気な振りをした。