もう一度、逢えたら…

水泳大会のときは、
彼女の次の順番で計測係をやるとき、
俺は待ちきれずに早く行ってしまい、
彼女を驚かせてしまった。


あの時、逃げるように去った彼女を見て、
彼女が俺に興味を持っていないだろう事を悟らずにはいられなかった。


願わくば、
嫌われていない事を祈るだけといった感じだろうか。


二学期も終わりに近づいたある日、
なんとなく気がついた。


というか
俺が彼女をずっと見ていたから、気付いてはいたが、
気付かない振りをしていただけだったかもしれない。


彼女はいつも速水を見ていた。