結局、そんな気持ちを引きずったまま
美紅と帰る時間になった。

中田くんはサッカー部の練習に行くからと
爽やかに挨拶してくれた。

「俺、部活行かなきゃ!じゃーね」

「バイバーイ!!」

私は心の中で"また明日ね"。