「い、いいよ!ほんとに……っ!」 「だから遠慮は……」 「本当にいいの……っ!いらないから……」 そのシュシュを手に取ろうとした成月くんの腕を掴んで言った。 それにこのシュシュ、可愛すぎて地味な私がつけたって痛いだけだよ……。 絶対に似合わない。 「そっか……そこまで止めるなら買わないでおくか」 「ご、ごめん……っ」 ちょっと感情的になり過ぎたかも。 なんか悪いな……。 成月くん、ごめんね。 「大丈夫。あ、次あの店行こうぜ!」 「う、うん」 それから私と成月くんは色々なお店を回った。