【完】キミに隠した恋するキモチ。







そして、運命の日がやってきた。





「小春」





「ん?どうしたの、紘也」





あれから1週間。
お弁当を食べ終え、カバンにお弁当をしまっていると紘也が話しかけてきた。





「俺……今日の放課後しようと思うんだ」




「え?なにを?」




「小南に……告る」




そっか、もう「来週告る」って紘也が言ってから1週間経ったんだ。
時間って経つのはやいなぁ。




「そっか。頑張ってね」




「おう!」




いつかは来てしまうってわかってたけど、やっぱり苦しいな。
紘也と小南はもう付き合っちゃうんだ……。