【完】キミに隠した恋するキモチ。







うーん……ほんと、成月くんってミステリアスだな……。




帰り道、隣で歩いている成月くんに目を向ける。





「なに」




「あ、いや……な、なんでもないです」




成月くん、全くこっち見てないのに私が見てるって気づいた……。




「あの……成月くん」





「なに」





「なんで成月くん……気付いたんですか?私が我慢してるって……」





誰にもバレないようにしてきたのに、まさか話して間もない人にバレちゃうなんて……。





「………アンタ見たらすぐわかるよ。我慢してるって」





なんで……なんでわかるの?




成月くんはやっぱり透視能力を持ってるの……?
それとも……魔法使い?




成月くんは今まで出会った人とはなにかが違う。
紘也や小南と違って……本当の私を見透かしているような……。