【完】キミに隠した恋するキモチ。







「小春……私も昨日紘也に聞いて、だから成月くんは小春をフッたんだって納得したよ。成月くんは小春のこと……相当好きだったもん。小春のことすごく想ってるからこそ……そういう答えを出したんだよ……」




小南が私の目の前にしゃがんで、私の頭を撫でた。




「3人で……流星が帰ってくるって信じようぜ」




「そうだよ、小春。まだ帰ってこないって決まったワケじゃないんだから。ね?意外とあっさり1ヵ月とかで帰ってくるかもよ?」




「………そうだね。私、信じる!成月くんのお父さんはきっと病気を治して、成月くんはすぐに帰ってくるって!」




成月くんとまた、会えますように。
会える日まで私は成月くんが好きだって言ってくれた笑顔で過ごそう。




私は空に誓った。