【完】キミに隠した恋するキモチ。







どういうこと……?
今日から成月くんはいない……?




「なにを言ってるの……?」




「小南には昨日言ったんだけど……流星は昨日の朝にニューヨークに旅立ったんだ」




ニューヨーク……?
ニューヨークってアメリカの……?




「ウソ、でしょ……?」




そんな……なんで急に?
そんなの私、聞いてないよ……?




「ごめんだけど、マジだから」




紘也にはいつものハイテンションでウソだって言ってほしかった。
なのに、その期待はあっさり崩れ落ちた。




「なんで……っなんで……っ!?なんで成月くん、ニューヨークに行っちゃったの……?私に黙って……なんで……っ!」




あまりに突然すぎて、頭の整理がつかない。




「成月くんはもういないの……っ!?そんなの……っ」




「小春落ち着けっ!!!」




「っ」




紘也の声で私は少しだけ落ち着きを取り戻す。