成月くんのことがきっと大好きなんだ。
でも、成月くんにはこの想いは届かなかった。
仕方ない。
ただ、成月くんの好きな人と私が違うかったんだ。
成月くんも私もなにも悪くない。
誰も悪くないんだ。
月曜日から……また友達に戻れるかな。
戻りたいな。
「小春~お母さんがもうすぐ晩ごはんだから……って、どうしたの!?」
先に帰ってきていた小南がノックもしないで部屋に入ってきたから、泣いてるのがバレてしまった。
慌てて掛け布団で顔を隠す。
「ううん……っ!なんでもないの!」
「まさか……成月くんとなにかあった?」
「…………」
「なにがあったの?」
「………フラれちゃったんだ」
涙声で小南に言った。
“フラれた”って自分で口に出すと、また胸が苦しくなる。



