「う、うん、いないなぁ………」 ウソだってバレないように笑いながら言った。 「えー残念!一緒に好きな人の話とかしたかったのに~~!」 「あはは……ごめんごめん!」 「好きな人出来たら教えてね?応援するからっ!」 「………ありがとう」 諦めればいいって思ってるクセに素直に応援出来ない私。 「……じゃ、私疲れたから晩ごはんまで寝ようかな」 私はソファから立ち上がる。 「おやすみ。また起こしにいくね」 「うん、よろしく」 それから自分の部屋に入って部屋着に着替えてベッドにダイブした。