【完】キミに隠した恋するキモチ。








「じゃあ俺らも行くか。じゃあな、小南」




紘也が小南に手を振る。




「待ってるからね、小南」




「……じゃ」




紘也に続いて私と成月くんも小南に手を振って病室を出た。



それから私は成月くんの家に一旦戻って荷物を家まで持って帰った後、紘也と成月くんと3人で学校に向かった。





「なんかこのメンバー、変な感じ」




紘也が落ち着かない様子で言った。




「ね。でも、パフェ食べに行ったときのこと思い出すなぁ」




あのときは確か紘也が観たいアニメがあるからって先に帰っちゃって……それから成月くんと2人きりになっちゃって……。




成月くんが私のパフェを私の使ったスプーンで……って。
変なこと思い出しちゃったじゃん!!!




「あぁ、俺と小春が友達になった日か」




「そうそう!あのときは成月くんが急に『俺とアンタは今から友達』なんて言うからビックリしたんだよ!」




でも、あのときから私の生活は変わったんだ。
あの日のことはこれからも忘れないと思う。