【完】キミに隠した恋するキモチ。







「来るのおせぇぞ、小春」




紘也が呆れた表情で私を見る。




「だ、だって爆睡しちゃってたんだもん……」




「……てか、流星は?」




「あぁ、成月くんならまだ寝てると思う。きっと昨日はすごく疲れてたんだよ」




私のせいなんだけど、ね。




「小春、昨日はあの失礼な子の家に泊まってたの?ほんっとアナタって子は……」




すると、お母さんが嫌味を言うように私を睨んだ。




失礼な子?それって成月くんのこと……?




「……失礼なのはお母さんの方じゃない!!!私のことも小南のことも、全然なにもわかってないクセに……偉そうに言わないでよ!!!」




私……お母さんにちゃんと言うよ。
本当の気持ちを。




「私の我慢することがクセになっちゃったのも、小南が抱え込んでリストカットをしたのも……全部全部……っお母さんのせいなんだって気づいてよ!!!」




「小春っ!」




小南は私の口から「リストカット」という言葉が出てきて、驚いた表情を浮かべた。