「小南っ!!!」
無我夢中で走り続けて、私は小南の病室に入った。
「小春……っ!」
そこには紘也とお母さんとお父さんと……ベッドにはビックリした表情の小南がいた。
「小南……よかった……目覚ましてくれて……っ」
小南のベッドに駆け寄り、小南に抱き付いた。
「もう、小春ってば大げさだよ~」
あははっと笑っている小南。
小南のこと、信じてよかった。
小南とまたこうやって話せてよかった。
安心で涙がこぼれた。
「うぅ……っ、小南……っ!」
「こ、小春~……私ちゃんと生きてるんだから泣かないでよ~」
よしよしっと子どもを慰めるように私の頭を撫でた。



