準備しなきゃ……っ!
って、あれ?
隣で寝ていたはずの成月くんがいない。
「成月くん……?」
部屋の扉を開けると、着替えて家を出て行こうとしている成月くんのお父さんがいた。
「あっ……ど、どうも!お邪魔してました!」
「また会ったね。流星ならリビングで寝てるよ。朝、流星の部屋に入ったらキミがいてビックリしたよ。朝ごはん、2人分作っておいたからよかったら食べてね」
成月くんのお父さんは優しく微笑む。
「あの……また、仕事に行かれるんですか……?」
「まぁね。そんなに休んではいられないし。流星のことを頼むよ」
「は、はい!無理はなさらずに頑張ってください……!」
どうか……成月くんのお父さんが健康でいられますように!
そう願って真っ直ぐ成月くんのお父さんを見つめた。
「あぁ。じゃあまたね」
笑顔で私に手を振って家を出ていった。



