ブーブー なんだ、ケータイのバイブ音か……。 って、ケータイ!? 私は枕元に置いておいたケータイを手に取る。 ディスプレイには【紘也】と表示されていた。 慌てて電話に出る。 「は、はいっ!」 「小春、何回電話かけたと思ってるんだよ!」 「ご、ごめん」 爆睡しちゃってたし……。 「小南が目覚ましたんだよ!早く病院来い!」 「えっ!?小南が!?行く!!!」 小南が……小南が……目を覚ましたんだ!!! 電話を切って時間を見ると、まだ5時半だった。