【完】キミに隠した恋するキモチ。







「筋肉ばっかついた体よりも、脂肪ついた体の方がやわらかくて抱きしめ心地がいいじゃん」




「……っ!」




「ほら、俺の腰に腕回してみ?」




成月くんに言われて、私はとまどいながら成月くんの腰に腕を回した。




あ……成月くんの体……。




「固い……」




筋肉がついているからか、固かった。




たしかに、女の子とは抱きしめ心地が違う……。
こういうとこも、男の子と女の子って違うんだ……。




「だろ?やわらかい方が女子らしくて俺はいいと思うけど。それに、小春ってそんな太ってないし。つーか、むしろ細いと思うけど」




私を解放してふわっと優しく笑った。




「あっ、ありがとう……っ!」




「別に。本当のこと言っただけだし」




成月くんってば、優しいのか冷たいのか……。
ツンデレなのかな?