ふと、屋上でのことを思い出す。
『だから……小春が本当は可愛いってこと、俺だけが知っていたかったって思ったんだよ……っ』
ダメダメ!
そんなの思い出したら、赤くなっちゃう!
「小春」
低くて透き通った成月くんの声が私の胸をさらにドキドキさせる。
「な、なに……?」
平然を装う私だけど、内心ドキドキしすぎて今にも爆発しそう。
「友情が愛情に変わることって……アリだと思う?」
「へ……っ?」
どういうこと……?
「例えば……」
「う、うん」
成月くんは私の頬に手を添えた。
その瞬間、私の頬は熱を帯びる。



