「ん……小春……?」
すごく眠そうな声で言った。
「な、成月くん!お風呂あがったよ!いい湯だった~!」
成月くんの髪に無意識に手を伸ばした自分が恥ずかしくなって、言い方がわざとらしくなる。
あぁ……私ってごまかすの下手……。
「そっか……じゃあ俺も入ろっかな……」
成月くんはイスから立ち上がったけど、寝起きだからか、少しフラついている。
「わ……っ」
「きゃっ!」
そして成月くんはフラついて、私の方に倒れてきた。
私もその勢いで床に倒れた。
「いたた……」
……って、この状態は……っ!
成月くんが私に覆いかぶさるような状態になっていた。



