「はぁ~……気持ちよかった!」
持ってきたタオルで髪の毛を拭きながら、リビングに入った。
成月くんは机に伏せて寝ていた。
成月くん……疲れてるんだ。
今日はお父さんや私のことで大変だったもんね。
本当に、ありがとう。
心の中でお礼を言いながら持ってきていたパーカーを、成月くんにかけた。
成月くんって意外と……寝顔は可愛いんだ……。
よく見るとまつげ長くて、肌はキレイで、髪もサラサラでうらやましい。
そこらの女子よりもキレイな顔してるんじゃないかな。
そんな人と私が友達だなんて……よくよく考えると変な感じ。
私は無意識に成月くんの髪に触れた。
「わ……やっぱりサラサラ……」
ほんのり、シャンプーのいい香りもする。
すると、成月くんがゆっくり目を開いた。
や、やばい!
私は慌てて手を引っ込める。



