「だから言っただろ?料理は結構得意だって」
「すごく美味しいよ!毎日食べたいぐらい!!!」
こんなに美味しいチャーハン、初めて……!
なんだろう、成月くんみたいな優しい味がする。
「ははっ、さんきゅ」
そう言って嬉しそうに笑う成月くんに不覚にもドキッとした。
わ、私ったらなんでドキッとしてんの……!
成月くんはただの友達なんだから、おかしいでしょ!
「なぁ、小春」
少しパニクっていると、さっきとは違う真面目な表情で成月くんが私を呼んだ。
「ん?ど、どうしたの?」
「さっき、紘也と電話してたのか?」
「うん、そうだよ」
「なんて言ってた?」
不安な様子で私に聞いた。



