そうだ、逃げてちゃお母さんになにも伝わらない。
お母さんにちゃんと自分の気持ちを伝えなきゃ……。
「紘也、ありがとう。私……頑張るよ」
『おう。じゃ、今日はもう遅いし流星の家でゆっくり休め。また小南が目覚ましたら連絡するな』
「うん!じゃあ、またね」
紘也との電話を切ってすぐに、成月くんがキッチンからお皿を2つ持ってきた。
「……はい、できたぞ」
「うわぁ……!すっごくいい匂い!!!」
目の前に置かれたチャーハンからは香ばしい、いい匂いが漂っている。
「じゃ、食うか」
「うん!」
私と成月くんは手を合わせて、チャーハンを食べ始めた。
「ん……っ!めちゃくちゃ美味しい!!!」
成月くん特製チャーハンは想像以上に美味しくて思わず声をあげた。



